カキ等 海鮮焼きやまだ観光物産館「とっと」

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※本ページは、2013年11月現在の情報です。

食手間と愛情をかけたカキ

かき
ホタテ

 カキの味は、環境や生産者によって変わるのをご存じですか? 山田町、特に大沢地区は、山に囲まれ養分を豊富に含んだ海なのでカキが育つにはぴったりの環境なのです。ただし、環境の良さだけではおいしいカキは育ちません!

 重要なポイントはどれだけ手間をかけてあげるか。カキにくっついて養分を横取りしてしまう他の貝を定期的に除去する作業が不可欠で、時にはアツアツのお風呂にいれてあげることもあります。カキは他の貝よりも強いので、高温でも生き残ることができるのです。出荷時期以外にも年間を通した作業がおいしいカキを作り出していたのです。

 山田町大沢地区にある観光物産館「とっと」では、ご紹介したカキの他、ホタテや季節の魚介類が網焼きで楽しめます。ご家族・お仲間で、ぜひご堪能ください。

食カキ漁師、中村敏彦さん

カキ漁師、中村敏彦さん

 漁師の魅力は、自分のこだわりで仕事ができること、手間をかけただけ成果がでること。

 「今の子どもたちが将来進んで『やりたい』と思える仕事をしたい」と語る中村さんは震災後、放課後こども教室の指導員や、カキむき体験活動など、新しいことにも挑戦しています。

 「復興は、いろんな出会いもあって楽しいですね!(震災の大変さはあるものの、前向きに生きていきたいという意味で)」大沢が大好きなので、カキだけでなく地元全体を良くしていきたい、趣味のツーリングを活かして大沢にライダーハウスを建てたい、と微笑む中村さん。一度話したらまた会いたくなりますよ。

食《この人に会いたい!》 "とっと"の佐藤博子さん

"とっと"の佐藤博子さん

 海産物のさばき方やおいしい食べ方をレクチャーしてくれます。"海のパイナップル"と呼ばれる"ホヤ"のさばき方だって教えてもらえますよ!

「山田のカキは蒸し焼きで食べるのがおいしい!」

 佐藤さんには、山田のカキは身がしまっているから、この食べ方がオススメ!と教えていただきました。さすが地元の方。他の海産物のおいしい食べ方については、紹介しきれませんが、地元の人ならとっても詳しいでしょうね。

「山田町の一番の魅力は"人柄の良さ"。」

 とってもシャイだけどとっても親切。そんな、山田町のあたたかい人々に、ぜひ話しかけてみてください!海産物のおいしい食べ方が聞けるかもしれませんよ。

ムービーご紹介ムービー

食やまだ観光物産館「とっと」 店舗案内

やまだ観光物産館「とっと」

やまだ観光物産館「とっと」
所在地 岩手県下閉伊郡山田町大沢2-19-1
営業時間 9:00~17:00
定休日 火・水曜日
電話番号 0193-77-4890
ホームページ http://yamada-kankou.jp/