※本ページは、2013年11月現在の情報です。

「地産地消」にこだわった岩手県産小麦のうどん

　こだわりはとにかく「地産地消」です。うどんに使用する小麦粉は岩手県産の風味豊かな「南部地粉」「ねばりごし」など3種類。ダシには山田町の隣に位置する宮古市重茂(おもえ)の昆布と山田産の煮干しを使っています。

　うどんを彩る具材も旬のものを厳選して、冬から春先にかけてカキや生のりのうどん、春には海藻たっぷりの磯うどんなどがメニューに並びます。うどんはあえてクセやインパクトのある味にせず、素材本来の風味を活かした飽きない味に仕上げているのが特徴です。

釜揚げ屋 店主　川村芳宏さん

　山田町にはうどん専門店がなかったことに着目し、パイオニアとなったのが釜揚げ屋の店主である川村芳宏さんです。

　こだわりは「地産地消」と「自家製麺」。「地元でとれたものがその土地の人の体に一番合っている」と考え、材料の比率を数値化するなど研究を重ねて、いつも一番おいしい味を提供しています。

　お店をいくつか経営する川村さんは地元の若者を雇用するなど、将来を担う人への投資を惜しみません。これからの山田町を頭に描きながら行動する姿は頼りになる存在です。