山田発!食のこだわりマップ メイキング・ノート

 全国生涯学習ネットワークフォーラム2013 のフィールドワーク「山田発!食のこだわりマップ」づくりで、岩手と東京の学生が岩手県山田町を訪れ、取材(2013年9月17日~19日)した様子をダイジェストでご紹介しています。

「山田発!食のこだわりマップづくり」参加者の感想

  •  魚の食べ方や漁師・中村さんの生き方、価値観、地域貢献、健康についてなど、勉強になることが多く、人間として重要なことを学べた良いフィールドワークだったと思う。

     「また来たい」と思わせるには、人柄や仕掛けが重要だと感じた。例えば、AKBジオラマへの人形の配置や、本当の食材の食べ方を教わること、違う時期の魅力を地元の方が自信げに話してくれることなど…これには、地元の方との交流が不可欠なので、マップ上でも声をかけやすく、交流しやすくなるような仕掛けができたらいい。【ユウキ】

  •  すっとぎや団子を実際に作って楽しかった。佐藤さんと斎藤さんの“こだわり”がわかったし、想いも伝わってきた。

     また、山田湾ベーカリーでは、お店の手伝いやピザ作りも体験できた。堂田さんや大町さんは、山田が好きで、パン屋を知ってほしいという想いが伝わってきた。このような人との出逢いに感謝!また会いたいし、また食べたい。山田町の魅力を発信したいと思った。【カラシ】

  •  「楽しいよ!」って言葉に救われた。

     いつも大変だったことや苦しいこと、足りないものについて聞いていた。苦しみとか全然わかっていないくせに、朝市とかmapづくりとか、自分がやっていいのかわからない時もあったけど、私が思っていたより山田の人は強くて、私も楽しんだり、楽しんでもらったりしてがんばろうと思った。

     今回一緒に参加した岩手出身でもない みんみ や つっきー が「また山田に来たい」って言ってくれて、嬉しすぎて、涙目になった。今回参加してとても良かったです。ありがとうございました。【キャシー】

  •  とにかく食べて、体験して、人とお話しして、自分たちが魅力を感じることができ、本当に良かった。

     この経験をして山田にまた来たいと思っている私たちが、マップを作って発信することの重要性がよく分かったし、まだまだ頑張らないと、とも思った。山田の方以外にも参加者の皆さんとの出会いもあり、良い経験となった。【ちい】

  •  初めて被災地に来てみて、TVやニュースで見るよりも、圧倒的に衝撃を受けました。

     しかし、訪問させていただいた人々は、とても前向きで、自分の作るものに自信を持っていて、その気持ちを応援したいなと思いました。山田の人々だけでなく、一緒に3日間過ごした仲間との出会いも、交流人口を増やすという意味で、とても良い出会いでした。【みんみ】

  •  以前は、交流人口を増やすということはとても難しいことで「あの人に会いたいから行く」という気持ちになることは、あまりないのでは…と思うことがあった。

     でも、今回のフィールドワークで「人に会いに行くってこういうことなんだ!」「交流人口を増やすってこういうことなんだ!」と、自分の中の考えが変わるような体験ができ、とてもよかった。【たかピー】

  •  あかもくにこだわる大杉さんが、お店のため、山田のために考えていて、私も山田のために動いていきたいと思った。

     また、釜揚げ屋の川村さんから、食にこだわること、地元の人が地元の物を食べることが普通であることを学んだ。山田の魅力を改めて発見できたし、人とまた会いたいという気持ちが生まれた。

     また、山田町出身の私としては、みんなが山田にまた来たいと言ってくれて、山田のことを真剣に考えてくれて、とても嬉しかった。【ヨッシー】

  •  食の体験では、結構疲れたが、自分なりに真面目に取り組んだ。
    山田のいいところ、いい人たちを知ることができて、よかった。
    山田の魅力を発信していきたいと思った。【ムサシ】

  •  初めての被災地を直に目にして、心が痛くなるような部分と同時に、希望を持てる部分をたくさん目にすることができた。

     実際に現地の人と話し、今の現状を知れるという機会は貴重で、いわゆるボランティアのイメージとは違う形でできたことが、持続性のある活動につながっていくと思う。心から「またこの町に来たい」と思えたことが、復興支援という形ではなく、人と人がつながることで自発的に良い環境を作りだす機動力になる。

     今回のフィールドワークに参加できて本当に良かったと思います。【ツッキー】